絵本の読み聞かせって、子供にとって良い影響はあるのかな?
絵本の読み聞かせが子供に与える良い影響は多くあります。
小さい子が初めて文字に触れるチャンス「絵本」
自身の幼い頃に好きだった絵本が1冊はあるのではないでしょうか?
出産祝いでもらう事も多かったり、手軽に用意ができるので
文字や言葉に出会うファーストツールに最適ですね。
絵本は、言葉や絵の意味がわからない子供にとって
楽しみ方を知るところから始まります。
絵本世界を楽しむ手伝いを大人が「読み聞かせ」する事で
子供の世界は無限に広がります。
この読み聞かせ、時間のない親でも簡単にできて
子供が成長したときに大きな力になるのでぜひ取り入れてほしいと思います。
語彙力が向上!本を読む力が育つ。
本は自分で読まなくても、読んで聞かせてあげるだけでも
ぐんぐん語彙力UPを助けます。
もちろん、月齢、年齢に合わせて文字が少なくても
子供が好きな絵本でOK
たくさんの言葉や感情表現する言葉がわかりやすく使われていて
子供たちは聞き慣れない言葉にもたくさん出会うことができます。
「ねこ」「りんご」「かに」などなど
大人にとっては当たり前に知っている言葉も
インパクトある絵で印象に残り、名前を覚えます。
すると実際に見たときに
「ねこ!いた」と知っている言葉がスッと出てきて言葉のストックになります。
覚えた言葉を使う楽しさを覚えると、語彙力が増え
語彙力が増えると、お話しする楽しさも大きくなるので
ますます、言葉や文字に興味が湧くきっかけになり
本を読むことが好きになるのでおすすめです。
想像力のある心(脳)が育つ
大人になると人間関係のいたる場面で「想像力」が必要になりますよね。
相手の気持ちを理解することや
悪いことをしたら、この先どんなことが起きるか・・・
それらの想像力を広げるスイッチが絵本にはあります。
何十万という人たちが、様々な環境や立場の人、動物の物語を
素敵なイラストや読みやすいストーリーで伝えてくれている絵本。
自分と違う世界の人や生き物の話を読むことで、
親と自分だけでは知らなかった感情を体験できることができます。
さみしい、自分勝手、理不尽、優しい、いたわり・・・
違う世界の話を読んで知っていくことで
「自分と違う人は、こんな風に考えたりもするのか」など
想像力を身につけて実生活に生かすことができるようになります。
問題解決力が発達する
例えば子犬が迷子になり、主人公の子供が勇気を出して探しに行く物語
友達とのケンカになってなかなか謝れない話
絵本の中には小さなトラブルや大きな事件まで描かれていて
キャラクターの行動が描かれています。
それを読むことで、子供たちは問題解決のバリエーションを知ることができます。
「こんなことが起きることもあるのか」
「自分ならどうする?」
「こう考えることもできるのか」
成長して、問題に直面したとき臨機応変に動くには
たくさんの物語から得た解決策が助けになるかもしれません。
集中力をつける練習になる。
絵本にをめくり、最後までお話を聞くのは
大人が思う以上に「集中力」が必要です
小学生になると
長時間、机に向かい先生の授業を聞くことが必要です。
これは遊びたい、動きたい盛りの子供に急にさせようとしても
なかなか難しいものです。
絵本を読み聞かせる際、親や保育士などの読み手が
絵本の内容について説明したり子供が質問をする
その対話が楽しくて集中して聞くことができます。
気がつかないうちに、読み聞かせの時間が
大きくなって人の話を聞いたり、授業を受ける時の練習になります、
親との絆が深まる
絵本は子供との大事なスキンシップの時間に最適です!
上の子が3歳の頃、赤ちゃんが生まれた我が家では
3歳の遊びに集中して付き合ってあげるのが大変でした。
体を動かす遊びも、赤ちゃんを抱っこしながらですし
どうしてもスキンシップが十分取れませんでした。
そんな時、絵本なら赤ちゃんと一緒でも読んであげられましたし
同じ本を一緒にのぞく。
大人の声に合わせて絵を見る。
子供が質問する。
気に入った話を何度も持ってくる。
その小さな要求に応える事で
子供の自己肯定感も上がり安心させられます。
読み聞かせに必要な時間は10分〜30分
仕事が忙しく忙しくても、このくらいなら時間の確保はできるんじゃないでしょうか?
子供が大きくなった今
この落ち着いた時間が親にとってもかけがえのない時間だったと感じています。
まとめ
たかが読み聞かせ、されど読み聞かせです。
本好きになり、国語能力にも大いに助けになるので
ぜひ1日1回小さな本でもいいので取り入れて見てはいかがでしょうか?
コメント